みなさん、こんにちは!
院長の石田 国豊(いしだ くにとよ)と申します。
2007年6月に開業した鍼灸とこどもはり(小児はり)専門の治療院です。
3児の父親でもあり、日々育児に励んでおります。
気になる症状やお悩みなど、何でもお気軽にご相談ください。
プロフィール
【出身】和歌山県日高郡美浜町 1978年7月25日生 血液型A型
【学歴】和歌山県立日高高等学校卒 明治鍼灸大学卒(現:明治国際医療大学)
【職歴】明治鍼灸大学鍼灸センター研修生(1年間) とうかい整形外科すずか(三重県鈴鹿市 5年間勤務)
【所属】(公社)日本鍼灸師会 (一社)和歌山県鍼灸師会
【資格】
2000年 はり師免許取得(第117620号)
家族のご紹介
僕の家族をご紹介をしたいと思います。
【長女】小学3年生(色々と反抗したい年頃?ですね)
【次女】小学1年生(お気楽マイペースなタイプかな?)
【三女】3歳(長女+次女÷2みたいな感じデス)
【妻】〇〇歳(岡山県津山市出身)
2014年12月現在。
いしだ鍼灸院に興味があるし、行ってみたいけれど・・、どんな先生なのかも
分からないし、まだまだ不安や疑問がありますよね。
それではここから、
「開業までの道のり」と「私の治療への思い」をあなたに知って頂ければと思います。
なぜ鍼灸の道を選んだのか?
このような職種に進もうとするきっかけとして、スポーツでケガをした際に治療を受け、とても良くなったとか、治療してくれた先生に感動したなど自分自身が体験した場合が多いと思いますが、僕の場合はちょっと違うんです。
実は『警察官』に憧れていました!
え~っ!ぜんぜん違うやん!と言われるのが当然だと思います。この頃は、警察24時が大好きでその影響が大きかったと思います。しかし、色々と調べると競争率の高さに驚き、その時の僕の学力では難しかったのです。それから新たな進路を考え、手に職を持とう!と思い、再び調べて「鍼灸師」という職業を見つけました。よく分からないけれど、何やら興味が湧いてきて、どの学校に行けば良いのかと調べると、鍼灸の大学がある事が分かり、そこを目標に進むことに決めたのです。これが高校2年頃のお話です。
なんだか動機がいまいちな気はしますが、こういう風に進路を決める事もあるのです。
研修生~整形外科勤務時代
大学卒業後に同大学の研修生になりました。大学付属の鍼灸治療センターがあり、そこは一般の患者さんが治療に来られます。そこで、週3回治療に入り、多くの実践勉強をさせていただきました。それ以外の日は、自分が興味のある勉強をしたり、指導教員の手伝いをしたりと忙しいけれど充実した研修生時代だったと思います。
その後、整形外科に就職。当時の就職先として整形外科の求人は大変少なく、就職できて嬉しい反面、整形で鍼灸がどのように利用されるのか?と色々考えました。しかし、そんな事を考える余裕も無いほど忙しく、1日の来院数が400人程おられたので、ひたすら走り回っていた事を覚えています。そんな中で鍼灸治療を行い、当初は治療することだけで精一杯でしたが、年月が経つに連れて「なんか違うな、これで本当にいいのかな?」という思いが大きくなっていきました。
そんな思い持っていた頃、ある出来事が起こりました。それは・・・、
長女(当時11ヶ月)が入院してしまったのです。
その頃は、嫁さんの育休が終わる頃だったので、復職するために長女を保育所に行かせ始めたばかりでした。そこで感染性胃腸炎(ノロウイルス)になり、約1週間入院しました。今はその病気の事についてよく分かりますが、当時は初めての子供でしかも入院まで・・・、
「やってしまった・・」
自分達の仕事の段取りばかりで、そのしわ寄せが子どもに来てしまった。ショックなんてものではなく、もう無気力状態でした。
しかし、落ち込んでいても何も変わらないので、子どもに負担の少ない仕事の方法を考えました。それは・・・もう独立開業しかない!
開業してもいずれ子どもを保育所に預けることは同じなのですが、それまでの期間をすぐ近くで子育てに僕自身が関わる事が大切だと思い、この方法を選びました。
仕事でも現状からの変化を意識していた頃で、ちょうど時期も重なり、「これは子どもに導びかれているのか?」と都合の良い解釈をしながらも開業へと突っ走っていくのです。
~そして、開業へ~
開業といっても、場所決め・土地購入・建物設計・デザイン決め・仕事の備品選定・資金調達など、すべてを決める作業は、途方もなく大変でした。準備期間がたったの1年しかなかったので、簡単に決めたりする事も多く、満足いかない事もありましたが、2007年6月18日、和歌山県田辺市に開業する事ができました。
開院から2年は、誰も来ない日もあり、本当に開業すべきだったのか?自分はこの仕事に向いていないのでは?など落ち込む日も多くありましたが、現在は、近所の方にも浸透しはじめ、治療のご依頼を受ける事も多くなり、大変有難く思っています。
それまでは、子どもの治療依頼は全くなく、子どもの治療といえば自分の子どもに「こどもはり」をしていました。効果はあることは分かっていました。ただ、どのように多くの方に伝えればいいのか?その方法が分からなかったのです。
こどもはりの道へ
きっかけはほんのささいな事でした。
いつもお世話になっている子育てサークルで夜泣きや寝つきが悪いなどで困っているお母さん方がおられると嫁さんから聞き、僕自身も誰でも分かりやすく、簡単にできる方法があればと思い、探していたところ、徳島県の鍼灸師の先生方が考案された「親子スキンタッチ」を発見しました。
『これはいける!』
すぐにサークルでお世話になっている子育て支援センターの先生方にプレゼンを行いました。先生も二つ返事で取り入れていただき、田辺市内各所で「出張キッズタッチ教室」を開催することができました。それからは、ママ友の間に少しずつ広がり、現在では、小児科の先生にもご協力いただいて、クリニック内でキッズタッチ教室を開催したりと「こどもはり」への理解が徐々に深まっていると感じています。
また、当院へご来院していただくお子さんも多くなり、「夜泣きが減った」「寝つきが良くなった」などの声も寄せていただけるようになりました。
院長の治療への思い
いしだ鍼灸院でご縁があった方々は1人1人大切な方です。常に出来る限り少ない治療回数で症状の改善に努めたいと思っております。当院では鍼灸の施術効果をしっかりと体感していただきたいと考えています。そのため、中途半端な施術はせず、6回1セットの施術をさせていただいております。もちろん1~2回程で症状が軽くなる事はありますが、それは一時的なものです。ここで治療を止めてしまうと再度症状をぶり返してしまい、また時間をかけて治療を受けなくてはならない状態になります。
これでは患者さんの負担ばかりが増えてしまいます。
身体を良くしたいとの思いで僕のところを訪ねてきていただいた方には当然のことながら「自分自身ができる最大限の施術とおもてなし」で返したい。これが僕の一番の思いです。
ご縁があって当院へお越しいただいた方には、ご自身の身体の価値をしっかりと認識していただいて、身体のケアやメンテナンスをしていただきたいと思っております。
この思いに共感いただける方は、ぜひ一緒にお体を良くしていきましょう!きっとあなたの悩みを解決していけると思います。